個人情報商品化!?
情報を販売
こんにちは。
日立が「スイカ」履歴を元にマーケティング情報販売 ビッグデータ分析で (産経新聞) - Yahoo!ニュース
これはR東日本のIC乗車券「Suica」の利用した履歴(性別や年齢、利用時
間、利用の頻度)をまとめたものを販売をします。って記事です。もちろん個人を特
定する情報はありません。
この情報により駅周辺の企業は新たなサービス向上が可能になります。
世間の反応は
気持ち悪い…批判殺到!日立が「Suica履歴」をビッグデータとして活用開始 - NAVER まとめ
だそうです。
聞こえ方の違い?
データの販売となると個人情報などを気にする人は大勢いる。しかし私だけなのかも
しれないがSNSやblogの方が個人情報っぽい気がする。中でもFB(私は非登録者だ
が)は本名で尚且つ自分の写真も使用する。これほど個人情報があるのかな?
アマゾンで商品購入するときは喜んで自分の名前や住所を伝えるのに表現の仕方や聞
こえ方1つで人の捉え方は大きく違うんだなと実感しました。
そもそも個人情報は売ってる?
これは「名簿業者」というところから簡単に入手できます。一人の情報につきだいた
い10~20円くらいが相場だと思います。一件だけ購入するのはおそらくできないと思
います。最低でも何千件購入しないと名簿業者は個人情報を売ってくれません。
個人情報の中身は名前、住所、電話番号(固定電話)が主です。業者にもよって多少
異なりますが親切な業者は条件を指定できます。例えば「小さな子供がいる家庭の個
人情報」とか「年齢は30代と40代」などです。
電話営業の業者のほとんどはこういった名簿を購入し電話をしています。中には違法
業者もいますがほとんどは合法の業者です。
なぜ購入するのか?
例えば生命保険を購入する年代は60歳以上の方が多い。となると名簿業者から60歳以
上の方の名簿(個人情報)を購入し電話をして保険の営業をすれば売れる可能性は高
くなる。名簿なしでタウンページとか使って電話してたら売れないのは目に見えてま
す。電話営業の業者に「家の電話番号をどうやって知ったの?」と聞いても「電話帳
で調べました」とかばればれのうそをつけケースが多いようだ。
個人情報保護法とは?
正式名称は「個人情報の保護に関する法律」(以下、個人情報保護法)です。細かい
説明をしてしまうと長~くなってしまうので簡単にまとめると名前は立派でも中身な
スカスカということです。数年前にスカスカおせち事件というのがありましたが私は
今の時点では個人情報保護法とスカスカおせちは同じくらいに感じます。
個人情報保護法は他人に誰かの個人情報を絶対教えてはいけない。というものではあ
りません。将来的にはどうなるかわかりませんが今の時点では名前だけの状態に近い
です。
なぜスカスカなのか?
これは私の個人的な意見だが完全に規制してしまうと大量の失業者がでてしまうから
だと考えられます。上方の方に書いてあるが売れなければ会社が倒産してしまいま
す。名簿があると倒産する可能性がグンと減りますので個人情報保護法はスカスカな
のです。国は失業者を一人でも減らそうとしているのですから。